【DIY】ジプトーンの天井を艶消し白に塗装。低価格で手軽にできる。

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築古住宅では天井にジプトーンと呼ばれる石膏製の天井材を使用しているケースが多いようです。

ジプトーンは穴が開いた模様でなんだかオシャレとは程遠い感じで暗く感じます。

  • 天井を丸ごと張り替える
  • 天井にベニヤ板を張り、壁紙を貼る
  • 天井を塗装する

方法をいろいろ検討も低価格、作業難易度を考えると迷いなく塗装に落ち着きます。

ただそのまま塗装すると穴がうまく埋まらず模様は残りそうなので、一度パテで全面を塗り、平らにすることも考えましたが時間と労力が倍ぐらいかかりそうなので今回は却下。

今回の記事は下地にシーラーを塗り、後に白を塗装した内容をまとめました。

自宅の天井材ジプトーンから模様替えを検討中であれば、素人でも低価格で実現出来る塗装がおすすめです。

塗装メリット
塗装デメリット
  • 費用が安く済む
  • 一人でも作業が可能
  • 見た目がきれい
  • 部屋が明るくなる
  • ジプトーン柄は完全には消えない
  • 上を向いての作業はキツイ
目次

ジプトーンの塗装に用意した物

  • マスキングテープ
  • マスカー
  • ビニルシート(床用)
  • ローラーバケット(横幅180㎜以上)
  • ローラー(180㎜)
  • ローラースペア2個(180㎜)
  • 刷毛(細&太)
  • ローラー継柄(120㎝)
  • カチオンシーラー
  • ノボクリーン(艶消し白)
  • 脚立

今回塗装で特に用意していてよかったのは、ローラーバケット(しごきネット付き)でした。

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「しごきネット」は液ダレ防止には必需品です。これを使ってローラに付くペンキの量をまんべんなく抑えることでポタポタと落ちてくるのを防ぐことができます(完全ではないですが)

  • バケット購入時には、ローラーの長さを超えるものを買うようにしましょう。ローラーが長すぎるとバケットに入りづらくなります。
  • ローラーは毛丈が長いものを選びましょう(私は13㎜)。すき間にペンキが入りとても塗りやすくなります。

ジプトーンを白に塗装する手順

  1. マスキングテープとマスカーで養生
  2. ジプトーンを軽くふき掃除
  3. カチオンシーラーで下地処理
  4. ノボクリーンで白塗装(一回目)
  5. ノボクリーンで白塗装(二回目)
  6. 養生撤去

1.マスキングテープとマスカーで養生(40分)

塗装が成功するかどうかは、養生の内容でほぼ決まると言っても過言ではありません。

先ずは壁を汚さないようマスキングテープを貼っていきます。

マスキングテープを貼る時に注意していたことは、ジプトーンから1~2㎜ぐらい隙間を作って貼ることです。

そうすることで天井の塗り残しを避けることができます。

あとはテープの隙間からペンキが染みこむ可能性がある為、しっかり押さえて貼ることかな。

続いてマスカーをマスキングテープ上に貼っていきます。テープ上であれば、あまり気にすることなく貼っても大丈夫。

貼り終えたらマスカーのビニルを広げておきます。

照明器具も外して引っ掛けシーリーングにもマスキングしておきましょう。

床にペンキが落ちてくるので、大きめのビニルシート(ブルーシート)を敷いておくことをおすすめします。

2.ジプトーンを軽くふき掃除(20分)

塗装が定着しにくくなる可能性があります。

塗装前にある程度目立つホコリ、汚れなどはきれいにしておいたほうがいいでしょう。

3.カチオンシーラーで下地処理(塗装1時間、乾燥2時間)

カチオンシーラーを天井全面にローラーとローラー継柄(120㎝)を使って塗っていきます。

シーラを塗ることで、塗料の密着性を高め変色も抑制する効果があります。

缶からバケットに液体を移す時は、養生テープを使ったら缶の出口部分の汚れが最小限に防げます。

ただし移したらすぐにテープをのけたほうがいいですよ。

シーラーの効果については他のDIYで使用した時の記事を参考にしてみてください。

天井を塗るのにローラーに付ける延長棒がないとおそらく作業時間はかなりかかると思います。

脚立を動かさないといけないし、バケットも持ちながら塗装するのは煩わしいですよね。

今回使用したシーラーは透明であったので、塗り残しがあるのではと心配になりますが、なんとか全面完了。

この時点で腕はパンパンになります(泣)

乾燥に2時間かけました。

4.ノボクリーンで白塗装(一回目・1.5時間)

使用したペンキは艶消しの白色ノボクリーンです。適度に粘り気がありペンキが落下しにくい感じがして天井塗装ではとてもやりやすかったです。

まずは刷毛を使ってローラーでは塗りにくい端を先に塗装します

次にローラーと延長棒を使って全面に塗装。

たっぷり塗ったと思っていましたが、乾燥してくるとジプトーンの継ぎ目や穴が目立ってきます。

一度目の塗装後しっかり乾燥させる為に翌日に2度目を塗ることにしました。

5.ノボクリーンで白塗装(二回目・1.5時間)

二度目も一度目同様に刷毛を使って端から塗装。

全面塗装終了から数分で養生を外していきます。

この瞬間は失敗していないかドキドキもするが最高に気持ちのいいものです。

養生を外す時は、塗装直後に外すとペンキが垂れてくるケースがあります。反対に時間を空けすぎると、せっかく塗った塗装が剥がれてしまうケースもあります。5分くらいで外すのがいいと思います。

外した結果がこちら

ところどころ模様の小さな穴が埋まっていないところもあります。

しかし一度目完了時点からすると、かなり白くなったんじゃないかな。

これがジプトーンを塗装した限界かもしれません。

塗装メリット
塗装デメリット
  • 費用が安く済む
  • 一人でも作業が可能
  • 見た目がきれい
  • 部屋が明るくなる
  • ジプトーン柄は完全には消えない
  • 上を向いての作業はキツイ
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