築50年を超える平屋住宅を快適に暮らせるようにDIYで少しずついじっています。
ここまで年数が経過すると、やりたいことが次から次に思い浮かびます。
ワクワク感が心地いいです!
古い家は何故か砂壁など暗い色合いが多いイメージ。
どんな色にしたらいいのか?
YouTubeで誰かが言っていたのを思いだします。
「白は正義」
なるほど確かに迷ったら「白」で間違いはないですね。
今回は部屋を暗い印象にしている茶色の引き戸のホワイト塗装にチャレンジ。
塗装しやすいよう引き戸の分解
分解せずにマスキングテープを使用して塗装することも検討しましたが、隅々まで清掃した上できれいに塗装しようと思い分解することに決めました。
古い木材で、もろいので細心の注意をしていたけど、やってしまいました(泣)
パネルを止める棒が真っ二つに。
新しく廃材で作成することも考えましたが、そこはDIY初心者。
難易度高めなのでボンドで接着して終了(笑)
塗装前に掃除すると雑巾が茶色に変色。
いやな予感…
戸枠にマスキング処理
塗装で大事なのはマスキング。塗装で成功するかどうかはマスキングの出来といっても過言ではないです。
マスキングテープと塗装部分のすき間は1㎜から2㎜ぐらいに収めたいところ。
マスキングテープはしっかり張り付けましょう。少しでも浮いているとそこから染みこみ、こんな失敗になります。
マスキングが終わればマスキングテープの上に、マスカーを貼っていきます。マスカーは塗装したくない場所を守るビニールシートです。
折りたたまれているシートを広げるとペンキの垂れ落ちにも安心。塗装したくないところはしっかりガードされます。しかし垂れ落ちたペンキは踏まないよう注意して下さい。汚れた足裏で歩くと悲惨な状況になります。
木部へのシーラーおよびペンキ塗装
シーラーには「カンペハピオのカチオンシーラー」。ペンキには「大日本塗料のノボクリーン艶消しホワイト」を使います。
使いきれるか心配ですが、大容量で購入するほうがかなり割安になります。
インク入れやハケも便利なセットがあるので今後ペンキ塗りを何度かする予定があるのなら購入しておいたほうがいいですね。
カチオンシーラーで下地処理
木部へ直接ペンキを塗ることもできますが、下地処理としてカチオンシーラーを塗ることをおすすめします。
- 木材の保護:カチオンシーラーは、木材の表面に膜を形成し、水分や汚れ、紫外線などから木材を保護する効果があります。
- 塗料の密着性向上:カチオンシーラーに含まれるカチオン分子が、塗料の負に帯電した成分と反応して、塗料の密着性を向上させます。このため、塗料の剥離やはがれを防止し、塗装面の耐久性を高めることができます。
- 色合いの変化を抑制:木材に含まれるタンニンや色素などが、時間の経過とともに変色することがありますが、カチオンシーラーによってこれを抑制することができます。
シーラーは一度塗りで大丈夫だと思います。またしっかり乾燥させることも必要です。
艶消しホワイトで塗装
両面塗装は大変です。寝かせて塗装するか立たせて塗装するか悩みましたが、出来るだけ接点を少なく立たせて塗装しました。
一度塗りではアクが出て黄色っぽくなるところがあります。乾燥後2度塗りでなんとかアクを抑えることができたかな。
しかし液だれがあるほど多めに塗ってしまったのは失敗。よく見るとデコボコ感が…
3度塗りでもいいので薄く塗装したほうがきれいにできるかも。今後の課題です。
最後は戸枠のマスキング外しと引き戸のパネル装着で完了。
この瞬間は最高に気持ちいい!
白に塗装するだけで見違えるほど明るくなります。
もともと和室だったところを洋室にリフォームした経緯があるんだけど、何故かこの茶色の引き戸はそのまま。今回は気になっていた茶色の引き戸を真っ白に塗装して部屋をグッと明るくしました。
ペイント楽しくなってきました。