窓にマジックミラーフィルムを設置してみました! 今回の記事では、私が実際にマジックミラーフィルムを購入して窓に貼った経験をもとに、その効果や利点をレビューしていきます。
マジックミラーフィルムの選び方や設置のポイント、そして実際の使用感なども詳しくご紹介します。
窓のプライバシー保護やUVカット、インテリアのアクセントとしての利用など、マジックミラーフィルムの魅力について理解いただけたらと思います。
マジックミラーフィルムとは?
マジックミラーフィルムは、建築やインテリアデザインなどの分野で使用され、窓に貼ることで、外からの視線を遮る一方で、内側からの視界を確保することができます。
また、外光を遮る効果もあり、プライバシー保護や日射調整などの目的で使用されることがあります。
窓にマジックミラーフィルムを設置する3つの理由
今回マジックミラーフィルムを設置した理由は主に以下の3点です。
- プライバシー保護: 外部からの視線を遮ることができるため、プライバシー保護に有効。 窓に設置することで、室内の視界を確保しつつ、外部からの視線を防ぐことができます。
- エネルギー効率向上: 断熱性や遮熱性の高いものもあり、窓ガラスを覆うことで夏場の日射熱や冬場の熱の逃げを抑えることができます。 これにより、室内の温度調整の効率化やエネルギー効率の向上が期待できます。
- UVカット効果: 紫外線を遮る効果があるものもあります。 これにより、室内の家具や床などの日焼けを防ぐことができます。
窓にマジックミラーフィルムを設置する方法
使用するマジックミラーシートを用意します。
今回事前に「シルバー、ブラック、ブルー、ブロンズ」色のサンプルを4枚400円で購入しました。
実際にガラスに4枚を貼り、見える状況を確認。外からの見えにくさはブラック>シルバー>ブロンズ>ブルーでブラックが一番見えにくい結果です。
ただ室内から見るとせっかくの外の景色が暗くなりすぎる感じ。なので外からの視界をしっかり遮り、室内から外の景色も楽しめる「シルバー」に決定しました。
作業に必要な道具を用意します。
今回用意した道具は
- カッター
- マジック
- ハサミ
- メジャー
- 押さえはけ
- プラスチックヘラまたはスクイジー
- 定規・メジャー
- 中性洗剤を薄めて入れた霧吹きスプレー
- スタイロフォーム(台として使用)
特にプラスチックヘラまたはスクイジーは必需品です。
100均のプラスチックヘラでも大丈夫
マジックミラーフィルムを貼る窓をきれいに清掃します。窓ガラスには油や汚れがついているとフィルムがうまく貼り付けられないため、丁寧に清掃しましょう。
小さなホコリや犬猫の毛も残っているとフィルムを貼った後の出来栄えに影響します。
カッターや定規を使用して正確にカットします。
定規では短かったので、1mほどの木材を使用してカットします。
まっすぐカットする為に刃の角度を斜めにするほうがいいですよ
実際の窓の大きさよりも5㎜~10㎜くらい小さくカットがおすすめです。
窓の大きさいっぱいにカットすると見た目はきれいですが、端が浮いた状態になるケースが発生し、そこから空気が入って剥がれてしまします。
また四隅は角をカットすると剥がれにくくなります。
接着剤はついていないので、洗剤を混ぜた水を窓に霧吹きしてフィルムを貼っていきます。
水は多めに吹き付けたほうが作業がしやすいですよ。
保護シールを少し剥がし、剥がれた側を窓に貼り付けます。先に保護シールを全部剥いで貼ろうとすると静電気で貼りにくくなるので少しずつ保護シールを剥がしながらフィルムを貼りましょう。
貼り付けたフィルムの表面をプラスチックヘラやスクイジーを使って滑らせ、空気や水分を抜きます。 気泡が残らないように丁寧に作業しましょう。
プラスチックヘラを使用する場合、フィルムに傷がつかないよう力の入れすぎに注意してください。
フィルムの貼り付けが完了したら、窓周りをきれいに拭き上げて仕上げます。
フィルムの端が浮いていないかチェックは忘れないでください。
浮いている場合は、しっかり押さえつけるようにしましょう。
実際の設置例と感想
今回はテラスの窓にフィルムを貼りました。
貼る前です。
カーテンがないと当然丸見えです。昼間もほとんどカーテンは開けることはない状態が続いていました。
せっかくの庭も見れず、太陽の光も入らないので暗く感じます。
貼った結果はこんな感じ。
よーく見ると薄っすら手前のほうが見えるような感じですが、奥になるほど見えなくなります。
室内からの景色はこんな感じ。
すこし青っぽい感じがしますが、不満はありません。ここまで開放的な感じは感動です。カーテンがないのは気持ちがいいものです。
昼間はカーテン全開でも問題なし!
当初透けにくいレースカーテンを使うことも検討していましたが、外も見れなくなるのはどうかなと。
また内窓も設置できないテラスでは、結露が発生しレースの汚れも目立つようになってきます。
今回フィルムを貼ることでレースカーテンを外すことにしました。
DIYで簡単に設置ができるマジックミラーフィルム、おすすめします。
マジックミラーフィルムの注意点
マジックミラーフィルムには以下のような注意点があります。
- 柔らかい布の使用: マジックミラーフィルムの表面は比較的デリケートなため、金属ブラシや粗い布の使用は避けるべきです。 柔らかい布を使用し、優しく拭くようにしましょう。
- 強い衝撃を避ける: マジックミラーフィルムはガラスに貼るフィルムのため、強い衝撃や引っかき傷に弱いです。 硬い物でのこすりつけや、鋭利なものでの接触を避けるようにしましょう。
- フィルムの性質上、明るさが室内>室外である場合、外からは丸見えになります。夜や天気が悪く室内に電気をつける時などはカーテンをすることをおすすめします。