【DIY】インターホン(パナソニック製)子機の音が鳴らない故障。スピーカーを交換して買い替え回避。

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長期間使用しているインターホンで次のような不具合はありませんか?

  • 玄関に設置しているインターホンの子機から親機で話す声が聞こえない。
  • 子機からチャイムを鳴らすもチャイム音が聞こえない。

このような状態では、訪問者はチャイム音が鳴らないので、家主に訪問を知らせているのか不安です。また家主からの声も聞こえないので会話もできず、結局玄関まで出向くしかなくなります。

今回の現象では、子機側のスピーカーの故障が疑われます。

スピーカーを交換することができれば、インターホンの一式を交換する必要がなく、買い替えも回避できます。

今回の記事では、DIYでインターホンのスピーカー交換方法を詳しく説明しています。

ただし、電源直結式インターホンの修理であるため第二種電気工事士の資格が必要になります。

第二種電気工事士の資格取得に関する記事はこちらからどうぞ

目次

故障のインターホン機種は10年以上使用のパナソニック製

我が家で設置しているインターホンはパナソニック製です。

親機:品番WQD201W(カラー玄関番スリム1型)

子機:品番WQD001A(カラーカメラ付ドアホン子機)

このうち故障と思われるのは子機になります。

まあ10年以上も雨ざらしなので故障してもおかしくないですよね。

でも10年以上故障がないパナソニック製はさすがです。

スピーカーのサイズを確認し代用品を用意

作業をする前にまず、電線直結なのでブレーカーを落とします。

底面にあるネジ(プラスネジ)1つを外し、上に持ち上げると簡単に外れます。

白いカバーを外すと電線の接続部が現れるのでこれを外します。

どちらにどの配線が接続されているか覚えていたほうがいいですね。

4つのネジを外すとカバーが外れます。

赤丸部分がスピーカーです。

ビニールで囲まれているけど、これが劣化して水が入ったのかもしれません。

矢印の部分で接続されていますが、これを外そうとするも無理でした。

この純正スピーカーは

  • 直径:約34mm
  • 厚さ:約3mm
  • 25Ω
  • 0.4W

代用できるものを探すとこれしか見つけることができません。

インターホンのスピーカー交換

純正の極性と代用品スピーカーの極性は合わせたようがよさそうです。

純正の配線を根本から切断し、代用品に極性を注意してハンダで接続します。

ハンダ…結構むずかしですね。不細工ですが、しっかりくっついているようです。

防水の為にサランラップとセロハンテープで保護しておきます。

あとはスピーカーを元の位置に設置しフタをします。

玄関に戻す時には、電線の接続位置の相違がないように注意が必要。

なんとかスピーカーの交換が完了です。

音声、チャイムをテストすると、しっかり子機の音声が復活していました。

プロに修理依頼や機種買い替えでは数万かかるところを千円ちょっとで修理できたので大満足。

注意:電線直結インターホン工事には第二種電気工事士免許が必要になります。

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