【DIY】内窓の取付け。断熱効果で結露解消!中空ポリカと木枠がベスト。

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肌寒い朝に結露がぎっしりついた窓の掃除で苦労することはないですか?私もいろんな便利グッズでせっせと掃除していた一人です。

でも今ではそんな苦労から開放されました。内窓のおかげで。

今回の記事では断熱効果で結露が解消した内窓のDIYを解説します。

読み終えるころには、あなたも内窓設置へ思いが高まりますよ。

目次

結露のできるメカニズム

 空気は温度によって含むことができる水蒸気の量(飽和水蒸気量)が異なり、暖かい空気ほど多くの水蒸気を含むことができます。暖かい水蒸気をいっぱい含んだ空気が冷やされ、「飽和水蒸気量」を超えると余分な水蒸気が水に変わります。 これが結露の発生する仕組み

引用元 旭化成建材株式会社HP

なので外気により冷やされた窓に部屋の暖かい空気が近づかないようにすれば結露は発生しない…はず。

3種類のDIY断熱対策をやってみた結果

我が家は築50年を超えていて断熱対策が弱く感じます。断熱対策について勉強し3つの断熱対応をしてみました。

  1. エアキャップ(通称プチプチ)を窓ガラスに貼り付け
  2. 内窓キットを購入
  3. DIYにて内窓制作

実際に取り付けてみて結論として自作した内窓が一番効果あり!

3つの対策内容を順説明します。

断熱、結露対策にエアキャップ(プチプチ)購入

近年はホームセンターでも当たり前のように断熱材として販売してるエアパッキン。

メリット
デメリット
  • 比較的安い
  • 簡単に手に入る
  • 取り付け簡単
  • 目隠し効果あり
  • 断熱効果あり
  • 安いが大量に必要
  • 凹凸ガラスに不向き
  • 見た目が悪い
  • 結露効果微妙

安く手に入れることができ、取り付けも霧吹きで水をつければ簡単につきます。断熱効果は体感でしかわからないが、ないよりましレベル。

窓に張り付けるため窓の結露はつきにくいが窓枠のアルミ部分の結露が防げていない。

すりガラスなど表面がデコボコの窓には不向きですね。すぐ剥がれるしスキマがあるとそこから結露が発生します。

屋内からみると見た目はよくないし、汚れても掃除ができない。

おそらく毎年買い替えが必要

断熱効果はあると思うが、あまりにもデメリットが増えてきたので我が家は翌年の断熱結露対策として内窓を作る決意をしました。

断熱、結露対策に樹脂製枠の内窓キットを購入

樹脂製の枠がセットで販売されています。個別に購入するより安く、作業説明書もあり比較的簡単にDIYが苦手な人でも設置が可能です。ハモニカーボはコーナンにて購入。

メリット
デメリット
  • セットで安価に販売
  • 説明書ありの簡単設置
  • 断熱効果あり
  • 見た目はきれい
  • 樹脂製で強度が心配
  • 熱に弱い
  • たわむ

実際の設置がこちら  

中空ポリカがしっかりしているがすこしたわみができる、たわみは気密性が失われるし開閉もやりにくくなる。

樹脂製の枠が熱に弱いのか、それとも熱を吸収しやすい色のせいなのか反ってポリカから外れそうになっているところがある。これはかなりのマイナスポイント。白色の枠にすれば曲がらなかったのかは不明です。

樹脂製は熱伝導率がアルミより低いと聞いてたけど時々薄っすら結露があった。

これはもしかすると外窓と内窓との距離が近すぎるせいなのか?室内の湿気が多いだけなのか?寒すぎるのか?

調べてみると7〜10cmくらいは間隔を開けるのがいいらしい。取り付け直し検討です。

室内温度と内窓ー外窓間の温度を比較すると4 ℃の差があるので断熱効果はありますね。

室内温度 早朝かなり寒い
内窓と外窓間の温度

断熱、結露対策に木枠の内窓をDIY

木枠の内窓はすべて自作しました。全部で4か所分を作り費用は1つの窓に約6千円ほどかけました。

メリット
デメリット
  • 断熱効果あり
  • 結露防止
  • 見た目がおしゃれ
  • たわみなく頑丈
  • 作業時間がかかる
  • 作業難易度が上がる

使用材料は

  • 角材
  • L字アルミレール
  • ハモニカーボ(中空ポリカ)
  • watkoカラーオイル(ダークウォルナット)

実際の設置状況はこちら

初めての内窓DIYだったのでかなり苦労しました。ただ苦労しただけあって仕上がった時はなんとも言えない達成感でいっぱい。

木枠であれば大きな内窓であっても安定感抜群です。窓を触るとひんやりとしますが内窓は全くと言っていいほど感じません。

5℃以上の温度差があり断熱効果は十分ありますね。

中空ポリカのなかでも高品質のハモニカーボにしたのが良かった。厚さは3㎜と4㎜があり今回は3㎜を選択。4㎜だったらもっと耐久性、断熱性があった?かは不明。

内窓は断熱以外にも効果あり?

  • 防音
  • 防犯
  • 紫外線カット
  • 目隠し

防音に関しては気密性が高められ、内窓と外窓の距離をとれば効果が見込まれるが、自作内窓では多少効果があるぐらいですね。

防犯に関しては意外にあるかも。窃盗犯も侵入に5分以上かかる場合あきらめるという。

中空ポリカで作られたひ弱な内窓だけどびっくりして逃げて行く可能性はある。

家に入ってくる熱のうち窓から進入するのは全体の70%ほど、UVカットが施されたハモニカーボの効果は絶大。

ストライプ模様で二重構造のため目隠しにもなっています。

DIYの断熱対策で結露解消のまとめ

今回は実際3種類の内窓をDIYでつくり断熱効果と結露防止の効果を検証してみました。

  • エアキャップ
  • 内窓キット
  • DIYによる内窓

エアキャップは取り付け簡単ですぐに取り入れることができます。断熱の効果はありますが、結露に関してはアルミ枠部分に結露が出るのでそれほど感じられない。

内窓キットは少々作業時間が必要も、説明書がついているので比較的簡単に設置ができます。

断熱、結露防止効果はありましたが大きな窓へのとりつけは、たわみで不安定感が出てきます。

DIYの木製枠をつかった内窓は作業に時間を要します。断熱と結露防止効果は抜群です。安定性と耐久性も併せ持っています。

専門業者に内窓制作を依頼すると1つ最低でも5万はかかりそうです。

是非興味がある方はDIYで内窓を制作してみてください。

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