DIYをしていると木材のささくれをとったり、塗装前の表面削りなどサンドペーパーを使う機会が出てきます。
手作業でできないこともないけど、たいてい翌日に筋肉痛に悩まされるんだよな~
なので今回サンダーという工具を購入することにしました。
DIY初心者が初めて購入するサンダーをどれにするかアマゾンで探しまくる日々。
やっと結論がでて「E-Value ランダムサンダー」というのを購入!
正直買って良かったと思える商品だったと思います。まだ長期で利用していませんが、今回使ってわかったメリット、デメリットを正直に詳しく説明していきます。
DIY初心者がランダムサンダーを購入する参考になればうれしいです。
オービルサンダーでなくランダムサンダーを選択
サンダーを購入するにあたり、まずオービタルサンダーとランダムサンダーという2種類があることがわかり、どちらにするか相当悩みました。
結局は作業する内容によって使い分けるのがいいという事。
でもDIY初心者が2台持ちなんて早いかな。
オービタルサンダーとランダムサンダーの違い
- オービタルサンダーは、偏心運動(だ円運動)で回転する回転盤に研磨用のペーパーを取り付け、その回転によって表面を削ります。
- ランダムサンダーは、偏心運動(だ円運動)と同時にペーパーを取付けた回転盤が不規則に回転し振動するため、表面をランダムに削ります。
- オービタルサンダーは、表面の平滑度が高く、研磨跡が残りにくい仕上がりが得られ、平面的な処理が得意。
- ランダムサンダーは平面だけでなく曲面や複雑な形状の研削にも適しているため、仕上がりの質が高いとされています
- オービタルサンダーは主に平面の研磨や研削に使われ、木材や金属、プラスチックなどの表面処理に適しています。
- ランダムサンダーは平面だけでなく曲面や複雑な形状の研削にも適しており、木材、金属、プラスチック、コンクリートなどの素材に使われます。
- オービタルサンダーは、振動が少なく操作が比較的簡単で、初心者にも扱いやすい。
- ランダムサンダーは、振動が激しいため、操作が難しいと感じる人もいます。
以上より初心者はオービタルサンダーがいいのか?と思ってしまう。
それでもランダムサンダーを選択した3つの理由
- 平面にも曲面にもいろいろな場面で使用ができる
- 力加減により粗削りにも仕上げにも使用が可能
- ポリッシャーとして車やバイクにも使えそう
どちらにも良いところがあるけど、使える幅が広がると考えランダムサンダーに決めました。
E-Value ランダムサンダーのおすすめポイント4選
ランダムサンダーの中でもE-Value ランダムサンダーを選んだおすすめポイントは
- 有名電動工具メーカーより半値以下で購入できる
- 集塵機能+ダストバッグ付きでおが粉拡散が防止できる
- 取り換えが簡単なマジック式ペーパー
- 使用頻度が少なくても安心なコード式
有名電動工具メーカーより半値以下で購入できる
低価格だけでなく信頼できる日本企業のブランド製品。
これが一番の決め手かな
有名電動工具メーカーは憧れもあり、ほしいのが本音だけど高いんだよな~。
2倍から3倍の高値だったら購入躊躇しますよね。
集塵機能+ダストバッグ付きでおが粉拡散が防止できる
プラスチックケースに布袋をかぶせた単純な構造。
袋の口を広げてプラスチックケースにかぶせる時、4本足のプラスチックが折れないように少しばかり気を使います。
本体と集塵ケースは上からはめ込むタイプ。取り付けは簡単。
取り換えが簡単なマジック式ペーパー
集塵される穴が開いているのでその場所を合わせるだけ。取り換えはとても簡単です。
使用頻度が少なくても安心なコード式
コードの長さは2mあります。
使用頻度が多くないと思うのでコード式が最適。バッテリ式は使い勝手がいいけど劣化するともったいない。
コード式なので充電切れによるパワー不足も心配なし。
ただ他の工具でバッテリを使い回す場合は充電式でもいいかも。
E-Value ランダムサンダーを開封
早速開封していきましょう。
- 本体
- ダストバック
- サンディングペーパー各2枚(粒度80、120、240)
- 説明書
本体
思ってたより小ぶりで使いやすそう。持ち手部分は手になじむラバーグリップになっています。
スイッチの操作性は今一つ
ラバー状のカバー下にスイッチがあります。人差し指で操作するようになるけど、若干奥にスイッチがあるので押しずらいかな。
ラバーパットとサンディングペーパーはマジックテープで脱着が簡単
ラバーパットは4本のネジを緩めると取り外しができます。
ペーパーの裏はマジックテープになっているので、集塵の為に開いた穴を合わせラバーパットに押し付けるだけで簡単に取り付けができます。
サンディングペーパーはサイズと穴の部分が合えばホームセンターにあるものでも大丈夫と思いますが、事前にチェックは必要です。
取付け簡単なダストバッグが付属
これだけ容量があればある程度の作業は大丈夫そうです。
構造上筒状ではないので、別売の集じん機への接続は難しいですね。
サンディングペーパー付属
サンディングぺーパ―は6枚付属しています。
- #80×2枚
- #120×2枚
- #240×2枚
E-Value ランダムサンダーの性能
電源 | 単相交流100V |
電流 | 2.3A |
消費電力 | 220W |
回転数 | 12500回転/分 |
振動数 | 25000回/分 |
研磨具外径 | 125㎜ |
ペーパー寸法 | 125㎜(マジック式) |
コード長 | 2.0m |
本体質量 | 1.3kg |
定格使用時間 | 30分 |
絶縁方式 | 二重絶縁構造 |
E-Value ランダムサンダーを実際に使ってみた
はじめて使うのでドキドキしながの準備。
試運転
スイッチを入れるとまず振動を開始し、後にラバーパット部分が回転しだします。
回転速度はそんなに早くは感じないけど、手に伝わる振動はかなり伝わってきます。
汚れた木材に使ってみた
実家の倉庫に放置されていた分厚い木材、もしかしてまな板?
かなり汚れているので磨きがいがあります。
まずは#80のサンディングペーパーを使ってみます。
するとこなりました。
めっちゃ綺麗になりますね。最後は#240で磨いて終了。
集塵能力を確認
まな板を1/4磨いた時点でこんな感じの汚れ具合。結構本体に吹きついている感じ。
はなれの室内で作業すると、特に後方におが粉が飛び散っていました。
ここからは外での作業に変更。
まな板両面すべて磨き終わった状態です。
ダストバックのおが粉を確認するとある程度は集められている感じ。
他のサンダーを使ったことがないのでわからないですが、完全にはおが粉を集塵することは難しいでしょうね。
別売の集じん機に接続する機種であれば、ある程度のおが粉が飛び散ることをふせげるのかな?
実際に研磨して感じたメリット&デメリット
- 思ったほど騒音ではなかったが使用時間帯、時間は考慮すべき。
- 強い力が必要かと思ったが、軽い押さえつけでもしっかり研磨できる。
- 暴れて操作が難しいとのことだったが、素直な動きで作業はしやすかった。
- 平面だけでなく、まな板の側面も暴れることなく研磨できます。
- 集塵機能+ダストバックにて軽減されるものの、おが粉の飛び散りは避けられない。
- 別売の集じん機への接続が困難
- サンディングペーパーがマジックテープでついているだけなので、使用後に少しズレていた。
まとめ
今回は初めて購入した「E-Value ランダムサンダー」を実際に使ってレビューしました。
おすすめポイントは
- 大手電動工具メーカーよりも半値以上の低価格で購入が可能
- 集塵機能とダストバックが付属しておが粉の飛び散りを軽減
- 取り換えが簡単なマジックテープ式のサンディングペーパー
- 使用頻度が少なくても安心のコード式
- 平面だけでなく曲面に使用可能
- 意外にも思ったほど騒音ではない
- 車やバイクにポリッシャーとしても使用可能
残念なポイントは
- スイッチの操作性が今一つ良くない。
- 使用後サンディングペーパーの少しのズレが生じる
- 別売の集じん機への接続は難しい
DIY初心者で初めて購入するサンダーとしてはコストパフォーマンスに優れたものでした。
DIY初心者で購入を考えている方の参考になれば幸いです。