長年使った為にタイヤ交換が必要だったものの自転車屋さんに持っていくのがおっくうになっていました。
自分で交換出来れば持っていく手間も省け安い費用で出来るのではと思い自分で交換を決意。
ハードルが高いように感じましたが、やって良かったです。
少々時間と体力は使ったけど、安価に出来た事とまた新たなチャレンジに成功した充実感でいっぱいです。
専門家ではないので、自分で交換する場合は自己責任で実施してください。
今回用意した後輪用タイヤとチューブはこちら
お手頃価格に惹かれて購入しましたが、耐久性については不明です。自転車使用の頻度も多くないのであれば問題ないかなと思います。
タイヤ交換に用意しておきたい工具
- ドライバー
- レンチセット
- タイヤレバー2本~3本
これだけ用意すれば問題ないです。
レンチは100均にもあると思います。日常でもよく使う工具の一つなので、大きさの違うレンチを数種類用意しておいてもいいですね。
タイヤレバーはタイヤ交換にのみ使用するので使用頻度は多くないですが、持っていると作業効率が格段に上がります。
後輪タイヤ取りはずし
タイヤ交換がしやすいように自転車を逆さまにします。
長期保存するとタイヤってこうなるんですね。
このようにした方が、作業効率は上がります。
キャップをはずし、レンチを使ってネジを緩めます。
ネジをはずしたらスタンドをはずします。
ブレーキも緩めておきます。完全に取りはずすことは出来ないのでナットをはずだけにします。
続いてチェーンをはずしていきます。後輪タイヤを前方に押し込むとチェーンが緩みはずすことが出来ます。
ブレーキドラムがフレームに接続されているので、ドライバーではずします。
これでやっとタイヤをはずすことが出来ます。ブレーキドラムもナットで止められているのではずしておきます。
やっとタイヤ交換の準備が出来ました。
タイヤとチューブ取りはずし
空気が抜けていきます。
タイヤレバーを差し込んで片面のビートを少しずつリムから順にはずしていきます。
この時、チューブを傷つけないようにタイヤレバーはタイヤビートのみにかけるように注意します。
20~30㎝ほどビートをはずし、残りのビートは指を入れて順にすべてのビートをはずします。
片側のビートをすべてはずし、バルブ個所を残してチューブを取り出します。
最後にバルブをリムから抜くとチューブがはずれます。
リムからタイヤを完全に外すことは意外と簡単です。
チューブを傷つけないようリムテープが貼られていますが、かなり劣化していました。
新たにリムテープを購入していなかったので代用としてビニールテープを使用します。
ビニールテープを二重に巻き、バルブを通す部分は穴を開けておきます。
タイヤとチューブ取り付け
新しいチューブのバルブのゴムとナットを取りはずします。
チューブをタイヤにはめ込んでからバルブ部分をリムの穴にはめ込みます
バルブをはめたらナットを軽く締め、ゴムも入れておきます。
バルブを通した後は、チューブをタイヤに入れていきます。
この時に、チューブをねじったり折れ曲がったりしないように注意が必要です。
少しだけ空気を入れておくとねじれるリスクが減ります。
まだ入っていないビートをバルブがある反対側(周の対面)から順に入れていきます。
バルブ近くまでくるとビートが手で入りにくくなるので、タイヤレバーを使用するといいです。
レバーを二本使って入れていきます。一本を挟んだまま次のレバ―を使うとスムーズにはまっていきます。
この時レバーでチューブを挟まないように注意が必要です。
全てのビートが入ったら、隙間をのぞくようにしてチューブが挟まれていないかチェックを忘れずに。
空気を入れてビートがリムに平均して入っているか確認してください。均一でない場合は、一旦空気を抜いて手で揉んで調整します。
後輪タイヤ取り付け
基本はずしてきた逆の順で取り付けていきます。
車輪にブレーキドラムをはめてナットで固定します。
フレームに車輪をはめ、ブレーキドラムをフレームに仮止めします。
細かな部品を付け忘れないように、取りはずし時に写真を撮っておくことをお勧めします。
私は一度この部品の向きを間違えて付け直す失敗をしました。
先ず後輪側にチェーンをはめ、車輪を一度前輪側に押し込むと前輪側のチェーンの取り付けが出来ます。前輪側に少しチェーンが入るとあとはペダルを回すとすべてのチェーンが入ります。
タイヤがまっすぐ回るように微調整をしていきます。
微調整は、この左右についているナット部分を回すことで調整できます。
チェーンの張り具合もこの時に確認します。チェーンは1~2㎝程少し緩んでいる状態がいいです。
スタンドを取付け、ボルトを締めます。
最後にブレーキを調整して終了です。
後輪タイヤ交換における注意点
- 取りはずす前の状態を写真に撮り、取り付け時の参考にしましょう。小さな部品の向きや取り付け順序は大切です。
- チューブの取り扱いに注意しましょう。傷がつくとパンクのリスクがあります。再度購入すると到着まで作業がストップします。
- すべての作業が終了したら、必ず試運転をすること。ブレーキの利き具合、車輪の歪みがないかチェックしましょう。
- 数日後にはナットの緩みがないか増し締めを行いましょう。
DIYの参考になれば幸いですが、専門家ではないので、自分で交換する場合は自己責任で実施してください。